京都・紅葉―カメラを持って京都へ行こう(橋本健次・著)




京都・紅葉―カメラを持って京都へ行こう (SUIKO BOOKS)』を読みました。そろそろ紅葉の季節だから、ちょっと京都まで写真撮りにいかない? なんて、写真の達人に声をかけてもらって、散策するような雰囲気の一冊でした。
P55相国寺境内 散紅葉 が、私は好きです。赤と黄の葉の散り具合がバランスとれていて。この写真集のユニークなのは、写真と一緒に、撮影した場所の見取り図とカメラの撮影方向(向き)を掲載してある点でしょうか。写真を撮るのがお好きな方には、とても参考になると思います。紅葉の季節はちょっと過ぎてしまいましたが、この本を開けばいつでも楽しむことができる。それも京都で。そんな一冊なのです。


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町のうしろ姿―都電沿線2006年夏(なぎら健壱・著)




町のうしろ姿―都電沿線2006年夏』を読みました。都電荒川線の周囲はこんな風になっているのですね。鉢植えのほおずきの写真や、ブランコをこぐおばあさんの後ろ姿がとても印象に残りました。つたがびっしり生えた建物の壁や、夕暮れ時の寂しげな都電の駅と、その背景にある大きなマンションの写真なども胸に残っています。町の温かさと、不思議な寂しさを両方備えた一冊だと思いました。手にして良かったです。


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犬のしっぽ(山口樹々・文/福田豊文・植木裕幸・撮影)




犬のしっぽ』を読みました。犬好きには目の毒です(笑) 成犬も少しは写っていますが、基本的に子犬が世界に興味津々な様子と、その尻尾の喜怒哀楽を集めた写真集だと思います。小さいです。CDケースより一回り大きいくらいで、厚みもCDケースとたいして変わりません。だいたい44世帯から「しっぽ」を貸してもらって作った写真集です。

牛に「何おまえ?」って見つめられ、すくんでる子犬とか、ひたすら密集して眠る子犬の群とか、印象的な写真がたくさんありました。犬と暮らしたくなる一冊です。


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ペンギン日和―銀の輔町を行く(高野ひろし・著)




路上ペンギン写真家の写真集です。モノクロなのがいいです。ほろっと、ふいに懐かしくなる場面が多いです。『ペンギン日和―銀の輔町を行く』を読みました。

雷門とペンギン、猫とペンギン、集合住宅のエアコン室外機を見上げるペンギン、線路とペンギン、上り坂と階段を楽しむペンギン、町の暮らしを眺めるペンギン、おもむきのある旧家を保存したいと思うペンギン、ペンギン型のゴミ箱を尊敬の眼差しで見上げるペンギン、ラーメン店の看板のペンギンに「一口ちょうだい」と言ってみるペンギンなどなど、写真だけじゃなくて、そこにそえられた言葉が楽しい一冊です。寝っ転がってるのか、倒れてるのかが不明なのもチャーミングでした。手に取ってみて良かったです。


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宮沢賢治イーハトーヴへの切符(松田司郎・著)




宮沢賢治イーハトーヴへの切符 (SUIKO BOOKS)』を読みました。

著者の松田司郎氏が、宮沢賢治作品を頭に、イーハトーヴを映した写真集なのですが、写真にそえられた宮沢作品を読むと、宮沢賢治が写真を見て、言葉をそえたみたいに感じられる一冊なのです。宮沢賢治はこんな風景を見ていたのか、もしかしたらこの道を歩いたかもしれないのか、あるいはこの樹からインスピレーションを受けて創作したのかもしれないと、思いめぐらしながら眺めるのがとても心地よかったです。まるで宮沢賢治に誘われて、イーハトーヴを歩いたかのように錯覚させてくれる作品です。手にとってよかったです。


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イルカの海 巨樹の森(宇津孝・著)




イルカの海 巨樹の森』を読みました。

三宅島の南18kmのところにある、御蔵島が舞台です。日没時には海から数百万羽のオオミズナギドリが島へと帰ってくるし、海に潜れば海なのか宇宙なのか混乱しそうなくらい幻想的なタカベの大群が泳いでいたり、若いイルカがベビーシッターをしながら母親になる練習をしていたり、森に入れば太古の自然が残っていたりと、なんとも贅沢な島です。緑と青が印象的な一冊でした。

それにしてもイルカさんはなんで仰向けになって泳ぐのだろう。背泳ぎが趣味のイルカとかいるのだろうか。たまたまかな。


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犬のきもち(ロイ・ジュニア・ブラウント・文/ヴァレリー・シャフ・写真/松本祐香・訳)




犬のきもち』を読みました。原著は『If Only You Knew How Much I Smell You: True Portraits of Dogs』かと思われます。

これでもかと、色んな犬種の写真が掲載されています。日本語に訳された台詞も楽しいのですが、写真の下に小さく印字された英文のコメントと読み比べるのも楽しいです。例えば下記は、思いっきり走っている犬の写真にそえられたコメントです。

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When? Now! How? This way! Here comes the sun, I love to run ―― A dog knows how to seize the day.
(上記書籍より引用)
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犬の躍動感と目力(めぢから)を、思いっきり堪能した一冊でした。


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一本桜百めぐり―森田敏隆写真集(森田敏隆・著)




一本桜百めぐり―森田敏隆写真集』を読みました。

岐阜・山梨・福島をはじめ、日本全国ほとんどを回っています。居ながらにして、各地を旅できるような、とてもお得な一冊です。しだれ桜も美しいですし、越代のサクラ(ヤマザクラ/樹齢400年/P28)のごくごく淡い桜色はほとんど白に見えて、背景の緑と青い空に抜群に映えて美しいです。また、細野の彼岸桜(エドヒガン/樹齢500年/P42)は鮮やかな桃色に咲いているのですが、山の中の畑と畑の窪地の斜面に生えています。まわりの緑との対比が、紅一点な感じで、とても印象深かったです。とても贅沢な一冊でした。


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エーゲ海の猫―HAPPY CATS PARADISE(村松雪絵・写真・文)




エーゲ海の猫―HAPPY CATS PARADISE』を読みました。

白い壁、青い屋根、青よりももっと青くて藍色に近い海、そこに写る黒猫。もう、コントラストが激しくて、眩しくて目を細めたくなるような一冊です。小ぶりな製本なのですが、現地の生活感が垣間見えて、小さいだけに逆にお得感がしました。何より、1週間前に生まれたばかりの子猫がまだ階段が上れずに、とりあえず背伸びしてみた一枚(P12)がなんともいえず愛らしかったです。手にとって良かった一冊です。


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花の風景 - ナショナル・ジオグラフィック CUBE-BOOK - (オヴィディオ・グアイタ・著/ヴァレリア・マンフェルト・デ・ファビアニス・編)




花の風景 (ナショナル・ジオグラフィック CUBE-BOOK)』を読みました。重いです。鈍器にも使えます。冗談です。無粋な冗談、失礼しました。

雪と花、海と花、花のアップ、花のある風景、などなど、無数の花がおさめられています。色彩の洪水です。花は好きだけど、つい枯らしてしまう方にぴったりではないかと思いました。気に入った写真のページを開き、部屋の片隅に飾るだけで、部屋の雰囲気を変えられそうです。700ページを越える、レンガとか建材の仲間みたいな本ですから、全ての写真・風景を見飽きるにはそうとう時間が必要なんじゃないかと思います。

また、アメリカ、ブラジル、イタリア、インドネシアと、ちょっと数えただけでも、撮影された場所は世界各地になりますので、これ一冊で、様々な地域の風景を目にすることができて、とてもお得ですね。風車と花、なんて構図も好きです。世界各地のバルコニーが、どんな風に花で飾られているかとか、イベント・お祭りでの使われ方、そして薔薇の特集に、花と動物の写真など、「花」をキーワードに、これでもかと美しさを連打される感じの一冊でした。物理的に重いので持ち運びには不便ですし足に落とすと痛いですけれど、手にして良かったです。


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